オペ室で勤務したいという看護師は、意外と多いようです。生死の境に立ち会うことが多く救急も多いことから、その精神的な負担とハードワークを考慮してか、なかなか希望者がいないと思われがちです。しかし、スキルアップしたいと考える看護師にとって、オペ室勤務は大変人気があります。若いうちにこそ難しい臨床に立ち会うことでさまざまなことを考えるチャンスが生まれ、落ち着いて冷静な行動をとることができるようになるのです。オペ室で活躍している姿は、ドクターにも好印象を残します。また、細かい作業をてきぱきと間違いなくこなしてくれる看護師は、サポーターとしてなくてはならない存在として認識されるようになるはずです。看護師は3交代制や2交代制で夜勤をしなくてはならないことが多く、手術室勤務でなくても体力的な負担は大きくなります。しかし、オペ室勤務であれば日勤が中心になり、プライベートも確保しやすくなるのです。自宅待機という名目で急な呼び出しを食らうことはあるものの、休日もかなりの割合で確保できるようになります。もちろん、特別手当があり、自宅待機から呼び出されれば休日手当・救急手当・時間外手当などがあるので、給与面でもかなりの待遇を期待できるでしょう。その分責任も重くはなりますが、大きなやりがいが生まれます。向上心を忘れることなく、いつもベストを尽くす姿勢が身につくようになるはずです。スキルアップをするには、オペ室勤務の看護師へ転職するのも一つの方法といえます。